「仕事を辞めたい」毎日、私はそう思っていました。以前の私は、一部上場企業の営業職として働いていました。会社の見てくれはいいですが、ノルマやパワハラも激しく、精神的にしんどい毎日でした。休みも仕事の数字のノルマを達成することで、頭がいっぱいでした。休みも憂鬱で休んだ気がしません…そのプレッシャーや理不尽なパワハラのわりに給与体系は平均的です。私の少し上の40代の先輩方は、がんやメニエール病、心臓病等の大病を患い、職場復帰できないまま、退職していく人が多かったです。毎年1人は大病を患っており、私が在籍していた5年間で5人が大病に侵されていました。もちろん、本人の生活習慣の乱れもありますが、この劣悪なストレス過多な職場環境が影響していると思っています。私は当時20代でその先輩方の姿を見て、「いままで頑張って会社のために貢献してきた末路が40代・50代になって大病を患い、会社から見放される未来になるのは、怖い」と感じていました。そんな過酷な状況でも会社を辞めなかったのは、学生時代多額の奨学金があったからです。「人生はお金じゃない」という綺麗事をいう人がいます。しかし、「人生はお金です」私は言い切れます。お金さえあれば、嫌な職場で働くことも拒否できますし、ストレスで病気になることも防げます。お金=自由です。私はこの劣悪な職場から抜け出すために、毎日したくもない仕事をし、理不尽なパワハラにも耐え、嫌いな上司にもこびへつらってきました。まさに自分を偽る毎日です。その日々の中で、お金を貯め、奨学金を完済しました。30歳になって今では、結婚もして、子どもも生まれました。また、新築一戸建て購入し、金融資産は1,000万円以上あります。そして、ストレス過多な職場を退職し、ホワイト企業に転職をし、心身ともに充実しています。まだまだ経済的に豊かとは言えませんが、私は「お金で自由が買える」ということを学びました。私は「経済的自由」を手に入れたくて、ずっと働いてきました。そして、経済的自由を手にするまで、これからも働きます。しかし、働くにも限界があります。長時間労働して体を壊してしまっては、意味がありません。私は、経済的自由の勉強をしていく中で、「ミニマリスト」という考えに出会いました。私はミニマリストになり、貯金額が爆発的に述べました。経済的自由を手にするには、「ミニマリストになることが近道」というのが、私の結論です。その近道になる方法を本書で共有致しますので、お楽しみください。